看護協会のドン= 田村やよひ(国立看護大学校学長)

今年4月に厚生労働省が発した通達「内診を含む看護婦による分娩(ぶんべん)の進行管理」に対して、看護協会は野獣の敏捷さで反応した。そして、全国の看護婦に「看護師は内診を明確に拒否せよ!」と「内診拒否!」の実力闘争を呼びかけたのだ。
(資料1:http://d.hatena.ne.jp/eggplanty/20070526/1180107478
かつての過激派労働組合を思わせる苛烈さだ。どうやら看護協会は内診問題を「203高地」と捉えているようだ。
内診問題は、看護協会のドン=“田村やよひ”が仕掛けた。田村はそのことを次のように自慢げに話している。
「平成16年の看護師や准看護師は産婦の内診をしてはいけないという通知は、一部の産科医からは今も恨まれているらしい。」
(資料3参照:http://d.hatena.ne.jp/eggplanty/20070526/1180107480
この発言は、多くの良識ある医療関係者のヒンシュクをかっている。
参照: http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_6237.html
    http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070410
なお、田村は、看護婦を看護師という香具師のような名前に改悪した仕掛け人でもある。看護協会の圧力団体としての今日の成功は、田村に負うところが多いようだ。
田村の略歴は以下の通りだ。


1948年 静岡県生まれ。
東京大学医学部保健学科技官、筑波大学附属病院看護婦長、筑波大学医療技術短期大学部講師、助教授を経た後、
1990年 聖路加看護大学大学院修了(看護学修士
1993年 東京大学大学院修了(保健学博士)、厚生省健康政策局看護課課長補佐
1997年 厚生省看護研修研究センター所長1999年 厚生労
働省医政局看護課長
2006年 国立看護大学校 学長

田村は厚生官僚を経て、国立看護大学校天下りし、現在も学長職にいる。では、看護婦の内診禁止に命をかけている田村学長に問う。